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投稿日 : 2025.05.26

【2025年版】5月病の時期に退職が相次ぐ会社の共通点とは?企業が今すぐ見直すべき5つのポイント

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■ はじめに|5月は“静かな退職シーズン”

ゴールデンウィーク明けは、1年の中でも社員の退職やモチベーション低下が起こりやすい時期です。
いわゆる「5月病」と呼ばれるこのタイミングで、なぜ社員が辞めてしまうのか。その背後には、会社の構造やマネジメント体制に共通する課題が潜んでいます。

本記事では、実際に5月前後に退職が相次ぐ企業に共通する特徴を明らかにし、経営層・人事が今すぐできる対策をご紹介します。

■ 5月病で退職が起きやすい背景とは?

● 新年度の疲れが出るタイミング

4月は新入社員・異動・目標設定など、環境変化が大きい時期。
緊張感で何とか走りきった社員が、GW明けに一気に反動を感じます。

● 「思っていたのと違う」が可視化される

配属や業務に対する違和感や不満が、休暇中に整理され、“辞める理由”として言語化されやすくなるのがこの時期です。

■ 【事例多数】5月に退職が相次ぐ会社の共通点5選

✅ 1. 入社前と入社後のギャップを埋めていない

採用時のイメージと、実際の業務・職場環境に乖離があると、「騙された」と感じて離職につながりやすくなります。

・求人票が抽象的(やりがい/風通しが良い など)

・入社後の業務内容に具体性がない

・職場見学やOJTが不足している

▶︎ 対策: 採用時に「リアルな情報」を開示し、期待値を調整する仕組みを整えましょう。

✅ 2. 相談しづらい/つながりが薄い職場

5月病は本人のストレスに“気づいてもらえない”ことが引き金になるケースが多いです。

・1on1や面談が形式的

・雑談やランチなどの非公式な交流がない

・上司に「今さら言えない」空気がある

▶︎ 対策: タテ(上司)・ヨコ(同僚)・ナナメ(他部署)の関係性づくりを意識し、孤立を防ぎましょう。

✅ 3. 成長実感やキャリアの見通しが持てない

リクルートの調査でも、「今の仕事が将来につながらない」「成長できる気がしない」という理由が若手の退職理由として増えています。

・キャリア支援がない(3年後の姿が見えない)

・業務が単調で裁量がない

・「何のためにやっているのか」が不明瞭

▶︎ 対策: 小さな成功体験を設計し、「成長の可視化」「フィードバックの言語化」に取り組みましょう。

✅ 4. 連休明けに“いきなり通常モード”に戻す

GW明けに急に忙しくなる/重い仕事が振られる/朝礼で叱責されるなど、社員の心がついていかない状態は危険です。

・「気合い入れていこう」と空回りする上司

・新人にも遠慮なく繁忙期業務を割り当てる

・心身のリズムを無視したスケジューリング

▶︎ 対策: 連休明け1週間は「リズム調整期間」と捉え、配慮ある運用を。

✅ 5. メンタルケアが“自己責任”になっている

5月病は、**環境や関係性の不全が背景にある“組織の問題”**でもあります。
それを「個人の弱さ」で片付けてしまうと、表面的には静かでも、内側から崩れる組織になりかねません。

▶︎ 対策:

・メンタル不調を“早めに相談できる仕組み”を整える

・LINEなどライトなチャットで日常的に様子を伺う

・予防的な声かけ文化を育てる(例:「最近どう?」を日常に)

■ 5月病退職を防ぐ組織づくりに必要なこと

・採用時の情報設計(求人票の透明性)

・入社後のオンボーディングと定着支援

・育成だけでなく“関係性の設計”

・1on1・キャリア面談・フィードバックの仕組み化

・連休明けに配慮のあるスケジューリングとマネジメント

これらは「人が辞めない組織」をつくるための土台です。
特に、“人材が採れない時代”においては、「辞めさせない設計」こそが最大のコスト削減につながります。

■ まとめ|5月の“静かな離職”は防げる

5月病の時期に退職が相次ぐ企業には、共通した見落としがあります。
それは、「社員が何を感じているか」に気づく仕組みがないことです。

制度や評価だけでなく、「この会社にいてもいい」と社員が思える体験を。
今こそ、採用後の支援・オンボーディング・人間関係の再設計を考えるタイミングです。