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投稿日 : 2025.07.11

デザイナーのリモートワーク完全ガイド|快適な在宅ワーク環境をつくる

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リモートワークの普及により、多くのデザイナーが在宅勤務を経験するようになりました。デザイナーという職種は、パソコンとデザインツールを中心とした作業のため、適切な環境とツールを整えれば非常に効率的に業務を行える職種です。この記事では、デザイナーがリモートワークを成功させるために必要な環境構築からスキル、注意点まで詳しく解説します。

リモートワークのメリット

高い集中力で作業できる

通常のオフィスワークでは、急に声をかけられたり、他の人たちの会話が耳に入ってしまったりなど、集中が切れてしまうことがあります。デザイナーの仕事には高い集中力が求められますが、リモートワークならばそのようなことがなく、目の前にある自分の業務だけに集中できます。

通勤時間の有効活用

家が職場になるため、通勤や退勤の必要もありません。通退勤にかかっていた時間を別のことに使えて、スキルアップや趣味などで私生活も充実させられます。

場所の自由度

家以外でも好きな場所で働くことができます。お気に入りの喫茶店や綺麗な景色の公園など、具体的な業種にもよりますがさまざまな場所での業務が可能です。

リモートワークのデメリット

情報収集の難しさ

デザイナーは最新の流行を常に追い続ける必要がありますが、1人でリモートワークをしていると新しい情報が入ってきづらくなります。SNSやイベントなどで積極的に情報収集をしないと、いつの間にか世間から置いて行かれる危険があります。

環境面での制約

多くの場合、業務に必要な環境は個人の家よりもオフィスの方が整っています。オフィスではiMacやデスクトップPCなど、大きくハイスペックなパソコンを使うデザイナーも少なくありません。リモートワークの環境で同様の環境を揃えることが難しい場合、オフィスワークほどの効率が出せなくなる可能性があります。

Webデザイナーがリモートワークで整えるべきデスク周り環境

快適なデスク周りの環境作りは、リモートワーク成功の基盤となります。機器やアイテムを整えることで、生産性を大幅に向上させることができます。

モニターやディスプレイ

モニターはお仕事をする時はずっと見ているものです。自分に合っていない安いモニターだと、チラつきや色のギラつきに目が疲れてしまうことがあります。また、色域が狭いと制作物がイメージした色と異なってしまうことがあるので、少し高価ではありますがデザイナー向けの色域の広いモニターを選ぶようにしましょう。

sRGBカバー率100%、Adobe RGBカバー率99%という広い色域を持ち、細かい色の表現が可能です。さらにちらつき防止機能やブルーライト軽減など目に優しい機能がついているので、長い作業にも向いています。

Adobe RGBカバー率99%で細かい色の表現には問題ありません。他メーカーと比べて色むらが少なく目の疲れが軽減されます。

デスクチェア

デスクチェアは何時間も座るので、身体が疲れにくいものを選びましょう。疲れにくいデスクチェア選びでは、以下の2点を注意しましょう。
 
・背もたれの有無や可動性
・椅子のマット
 
背もたれが合っていない場合には、首まわりや腰回りの負担が積み重なってしまい、長時間の作業が難しくなってしまいます。また、椅子のマットが薄い場合や硬すぎる場合には、おしりが痛くなってしまったり腰の痛みにつながってしまいます。
チェアをいくつも用意するのは大変なので、バランスボールなどを用意して気分転換しながら作業するのもおすすめです。

デスク

デスクは気をつける点が多いため、下記3点を押さえておきましょう。
 
・ぐらつかない
・モニターを置ける奥行きがある(45cm以上がおすすめです)
・紙を使うことが多いなら幅広め(80cm以上がおすすめです)
 
特に注目されているのが、高さを調節できるスタンディングデスクです。眠いときやずっと座っていて腰が痛いときには、立って仕事をすることができます。姿勢を変えるだけでもリフレッシュできるため、デスクを新たに購入する際にはスタンディングデスクや高さを変えられるデスクも確認しておきましょう。

その他の重要なアイテム

キーボード

コーディングもするWebデザイナーならキーボードはとても大事です。キーボードといっても、キーに厚みがあるものから、平面に近いものなど様々です。自身のタイピングの仕方によって最適なキーボードは異なるため、購入前には実物を使って確かめておくことをおすすめします。

Wi-Fiや有線などの通信機器

Webデザイナーは重いファイルのやり取りだけではなく、打ち合わせや同時編集などで安定した通信環境が求められます。リモートワークではデザイナーがWeb会議でビジュアル確認を細かくするために画面共有をして進めることが多く、通信環境が悪いと画面共有のたびに止まります。

パソコンスタンド

パソコンスタンドがあると目線が上がり、背筋が伸びることで姿勢改善に繋がります。カフェや自宅以外で仕事をすることが多い人は、コンパクトに折りたたみができるタイプがおすすめです。

チェアクッション

背もたれに入れたり、お腹に当てて体が前に倒れすぎることを防ぎます。また、骨盤を安定させ腰回りの負担を減らすこともできます。

電子メモ・タブレット

電子パッドはさっとメモができます。紙よりもスペースを取らないだけではなく、情報整理もできます。iPadに書き込むならペーパーライクフィルムをつけると紙のように書きやすくなります。

リモートワークで必要なスキル

こまめなコミュニケーションスキル

対面より温度感、雰囲気が伝わりづらくなるなど齟齬が起こりやすくなります。周りの進捗や忙しさが目に見えない分、いつもよりこまめな確認をしましょう。またデザインはテキストでは食い違いが生じやすいので少しでも違和感を感じたらWebミーティングで画面共有をして仕事を進めましょう。

自己管理スキル

会社なら、みんながお昼に行くタイミング、帰るタイミングなど時間を意識するタイミングがありますが、リモートワークではありません。時間の区別なく仕事をしていると生活が乱れ、睡眠障害に陥ることが増えています。また、仕事中に何気なくしていた世間話がなくなり、リフレッシュを自分でする必要があります。

誘惑に負けない・働きすぎない

リモートワーク中は仕事とプライベートのメリハリを普段以上にはっきりつける必要があります。多くの人がリモートワークを行う自宅には、自分の好きなものや趣味の道具などがたくさんあります。どうしても気が散ってしまい業務に身が入りづらくなりますが、勤務時間中はぐっとこらえて作業に集中しましょう。
 
逆に集中しすぎて働きすぎてしまう問題も起こります。アラームをかけるなどして、勤務時間と休憩時間を厳密に分けるよう意識しましょう。

情報を積極的に集める

リモートワーク中のデザイナーは新鮮な情報をたくさん集めておくべきです。デザインの世界は次々に進歩していきます。最新の流行に乗っていけないと業界で置いて行かれてしまい、仕事を受けづらくなる恐れがあります。受動的に情報が得られない中では能動的に情報を集めて、進み続ける業界の流れについていく必要があります。

まとめ

デザイナーはリモートワークに適した職種ですが、成功するためには適切な環境構築と必要なスキルの習得が欠かせません。デスク周りの環境を整え、適切なツールを活用し、コミュニケーションスキルと自己管理スキルを身につけることで、オフィスワーク以上の生産性を実現できます。